▼最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1 午後4時55分 再開
◯片山誠也委員長 ただ今から
予算委員会を再開いたします。
それでは、
厚生消防分科会による
審査を行います。本
分科会は
厚生消防委員会の
所管に係る各
議案について、
常任委員会運営フローに基づき
審査いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
午後4時55分
開議
2
◯片山誠也委員長 審査事項(1)
議案第73号、
令和3
年度生駒市
一般会計補正予算(第11回)の
福祉健康部所管分、(2)
議案第74号、
令和3
年度生駒市
国民健康保険特別会計補正予算(第2回)及び(3)
議案第76号、
令和3
年度生駒市
病院事業会計補正予算(第3回)を
一括議題といたします。
なお、
内容については既に
説明を受けたとおりでありますので、直ちに
質疑に入ります。
3
議案について
分科会委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
塩見委員。
3
◯塩見牧子委員 議案書の5ページの
債務負担行為と
交通費等助成業務ですが、この12
月定例会の歳時記になっちゃってるんですけれども、昨年の12
月定例会中の
予算委員会の
厚生消防分科会におきまして、毎年これについては
交通費助成そのものの是非というのが分かれているんだけれども、どうするのかというようなことが毎年
質疑として上がってくるわけなんですけれども、その中でも
市長が
政治判断をして方針を定めるべきであるというような
意見もありました。その上で、今
年度もこの
議案が出てきたということは、もう
市長の在任中はこれをずっと続ける意志であると見ていいのか、それともまだ
判断に至っていないと見たらいいのか、どちらなのか。この1年間の間、どのような
検討がなされて今回のこの
議案提出になったのか、その
辺りの
ところをご
説明いただきたいと思います。
4
◯片山誠也委員長 小
紫市長。
5
◯小紫雅史市長 この件につきましては、
議会の中でもいろんなご
意見を頂いております。恐らく
議会議員さんの中でもいろんなご
意見がある
案件なんだろうというふうに思いますし、
市民の
皆様、
高齢者の方の中でもそうですし、
高齢者以外の方でもいろんなご見解があることだというふうに思っております。先ほど来からもいろんな
案件の中でありますけれども、
議会の
議員の
皆様のご
意向というものももちろんあるし、
市民の
皆様がどのようなご
意向があるのかというようなことも聞きつつ、同時にさっきの
代替案というようなお話ありまし
たけれども、この1年で
公共交通の詳細の名称がちょっと分からないですけど、
計画が新たにできて、その中でいろんな
たけまる号の他にも、
デマンド型交通だったりとか、助け合い輸送みたいなことだったりとか、また
生駒市で取り組む、歩いていける
場所づくりということの100個の
複合型コミュニティづくりだとか、そのようなことを
検討していきながら、またそれ以外にもいろんな
高齢者支援の
取組、難聴の方への
支援とかそんな話もありまし
たけど、いろんな
高齢者施策というものを組み合わせるような形で、例えば
生きいきクーポンを
廃止したら、逆にどういうふうな
高齢者施策、より効果的なものができるのかというものは、
皆さんご案内かと思いますが、そんな簡単な話じゃない。この1年間、何も動いてないということでは全くなくて、さっきの
公共交通の動きなんかもありますし、その
検討やっておりますけれども、やはり非常に市だけじゃなくて、100個の
コミュニティなんかそうですけれども、
コロナ禍でなかなか集まれない中で苦労しながら少しずつ前には進めていますが、この1年で進んだことはありますけれども、まだ具体的に何か
代替となるような、より効果的な
代替政策パッケージというようなものだったりとか、逆にこれを
廃止することで、いやいや
子育て世代にこんなふうに使うからとかというような
意味での
代替パッケージもあると思いますが、その辺を総合的に考えるという
意味では、そんなに一朝一夕にできるもんじゃないということかと思います。我々としてもしっかりと考えてまいりますけれども、
議会の
議員の先生の中でもいろいろご
意見を、また
一般質問なり
委員会で頂きながら、そういう声、
あとまた
市民の
皆さんからのお声、
コミュニティの
場所も再開しつつありますので、そういう
とこに私も行きまして、いろいろお話を聞く中で、この
生きいきクーポンを
廃止するということをタブー視せずに、逆にどういうふうな
やり方が、よりベターな
やり方はありますかというようなことも含めて、私自身も聞いてまいりたいというふうに思っております。
6
◯片山誠也委員長 塩見委員。
7
◯塩見牧子委員 この1年、確かに
コロナ禍にあったという
ところで、なかなか
検討しづらいと言うか、先ほどおっしゃっていた
コミュニティの方もなかなか開催、思うようにできていないというような
ところももちろんあるということは承知はしているんですけれども、とは言え、この
検討の
進捗状況、具体的にどこでどんな
検討をしたのかという、その目に見える
部分というのはないんですか。どこかでその
政策の
判断をするに当たって、どこかでこの件について話し合われたとか、その場合、誰と話し合われたのか、そういうものはないんでしょうか。
8
◯片山誠也委員長 小
紫市長。
9
◯小紫雅史市長 生きいきクーポン廃止見直しプロジェクトチームみたいな、そんな分かりやすい組織はないんですけれども、今申し上げたように毎年、最後取りまとめてお渡しするような、例えば
重点施策みたいな話の中で、今の
公共交通とか、
移動支援の在り方みたいな話なんかは当然
議論もしてますし、それはもう当然その
生きいきクーポンをどうするかという話と関係してくると思います。
あとは先ほどのような、100個の
コミュニティづくりみたいな話も、あれは私は相当
移動支援に要素を含んでいると思っていますけども、ああいうふうなものが
コロナで今爆発的に数は増えてませんけれども、少しずつご
関心をいただいている
自治会からの手も挙がってきていますので、そういう
ところをどのように増やしていくかという
議論、それは
重点施策とか、来
年度に向けた
予算を考えていく中で、当然そういう
議論はしております。なので、
場所としてこれだけに特化したPTみたいなものがないので、ちょっと
説明は分かりにくくなっちゃうかもしれませんが、決して
生きいきクーポンの話というものを避けて通って何も
議論してませんとか、なんかこのまましばらくじっとし
とこうとかということじゃなくて、そういう
代替案になり得る
施策というものをしっかりと育てていくというような
意味の
議論というのは、そういうような中でしっかりとしておるということでございます。
10
◯片山誠也委員長 塩見委員。
11
◯塩見牧子委員 代替となり得る
施策の
議論は
議論としてなんですけれども、ただそれはそれでちゃんと
交通費助成ということを見据えてされているのかどうかと言うと、どうも何か焦点がそれぞれぼやけてしまうんじゃないかなと思うんですよね。100
コミなら100
コミで
自治会さんに手を挙げていただいてってやっていますけれども、そこのどこにももちろんこの
交通費助成の話なんか出てきていないので、それぞれでそれぞれの
代替施策を進めていますよとはいうものの、じゃあ、それを進めていってその結果としてどういう状態になったときにこれが
廃止になり得るのかとか、そういう
スケジュール感が見えないんですよね、
ロードマップが。そこをやっぱりちょっとお示しいただかないと、これ毎年同じような
議論になってしまうので、そこはやっぱりちょっと見えるようにしていただけないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
12
◯片山誠也委員長 小
紫市長。
13
◯小紫雅史市長 おっしゃってることはとてもよく分かるんですけど、なかなかもうここでやめるかやめないか決めるから、
バックキャストで今年は何しよう、前の年、何しようということができれば一番いいんですけど、今も言ったように、
コミュニティの話もそうですし、ただ例えば
公共交通機関の話とかは確かに見えにくいかもしれませんけれども、
たけまる号をどうするかという話はもちろんしていますけども、それだけでほんまにええんかとか、
計画の中にある
デマンドの
とこをどうするんだとかいうような話をもうちょっと加速化してやっていった方がいいんじゃないのとか、相当その辺は突っ込んで
議論はしているのは、それはもうはっきりと申し上げておきたいと思います。ただ、じゃ、今一応75歳まで2年に1回引き上げていきますみたいな話をしている中で、ちょっと現時点でさっきの
議論もありまし
たけど、
代替的な措置がまだ完全に煮詰まってないと言うか、ちゃんと単に100点になる必要はないにしても、ある程度見える形でないと、その
生きいきクーポンの
廃止だったりとかいうようなことというのはやっぱり打ち出しにくいので、今の段階でそれがもうある程度見えてきましたと言っても、逆に何でまだこんなに詰まってないのに
廃止すんねんという話になるのは当然明らかでございますので、もう少しその
辺りが見えてくれば、この
生きいきクーポンをどうするかという話も、もうちょっと
ロードマップ的にお示しできると思います。それは
ロードマップをつくるためにある程度2億円から3億円近い
事業でございますので、それだけのしかも意義のある、お金使うのは別に使えるんですけども、
代替案として効果のある
取組をきちんとメニューとして揃え、それもいやいや、こっちの方がいいとかあっちの方がいいとかって、いろんな
議論が多分
議会でもあるし、
市民さんにもあると思います。そもそもやめんといてという話もありますけど、その
辺りはもう少し整理させていただいた上で、前、
年齢引上げなんかを決めたときのように、ある程度見えてきた
ところで
市民に声を聞きながら、そして
議会でもご
議論いただきながら決めていく
ロードマップというのがつくっていけると思いますけれども、大変恐縮ですけどもうちょっとお時間を頂きたいというふうに思います。同時に、もちろん
行政執行部として私が決断しなきゃいけない
部分も大きいんですけれども、やはり
議会の中でもいろんなご
意見があって、私も個々聞いていますと、やめるべきとか、やめないべきとか、やめるにしてもこんなことやるべきとかというのが本当に恐らく錯綜してると思いますので、その
辺りもいろいろとご
議論をまた頂いて、こちらにご教示も頂きながら、しっかりとその
辺り進めていきたいというふうに思っております。
14
◯片山誠也委員長 生きいきクーポンに関して、他に
質疑等ございますか。
塩見委員。
15
◯塩見牧子委員 今回のこの2億9,349万7,000円、これの
対象人数、何人を想定しておりますか。
16
◯片山誠也委員長 川口高齢施策課長。
17
◯川口和良高齢施策課長 高齢者と障がい者がございますので、合わせまして2万5,658名と試算しております。
18
◯片山誠也委員長 塩見委員。
19
◯塩見牧子委員 ということは、経費として約3,700万ぐらいということでしょうかね。
20
◯片山誠也委員長 川口課長。
21
◯川口和良高齢施策課長 はい、そのとおりです。
22
◯片山誠也委員長 塩見委員。
23
◯塩見牧子委員 あと10月末までの
実績、
令和3
年度10
月時点で何パーセントでしょうか。
令和元
年度66.1%、
令和2
年度68.1%ということは昨年の
議事録から拾ってるんですけれども、
令和3
年度についてはいかがでしょうか。
24
◯片山誠也委員長 川口課長。
25
◯川口和良高齢施策課長 令和3
年度の
実績で申し上げますと、69.4%になっております。
26
◯片山誠也委員長 塩見委員。
27
◯塩見牧子委員 ICカードになってより現金に近いものになって使いやすくはなったので、上がっている
ところは想定される範囲だと思います。結構です。
28
◯片山誠也委員長 関連した
質疑はございますか。
(「
なし」との声あり)
29
◯片山誠也委員長 では、他に
質疑等ございませんか。
成田委員。
30
◯成田智樹委員 同じ
ところの
生活困窮者学習支援業務ということで、この
債務負担行為で166万6,000円計上されていますけれども、これは新中学校3年生を
対象にした
事業ということで今取り組んでいただいている
事業と理解しておりますけども、これって本年、
令和3年と
令和4年、来
年度と何か別の違ったことはするんですか、基本的には同じ
事業ということで取り組まれるんでしょうか。
31
◯片山誠也委員長 平田生活支援課長。
32
◯平田勝久生活支援課長 令和3
年度と4
年度につきましては、
内容は変更する予定はございません。
33
◯片山誠也委員長 成田委員。
34
◯成田智樹委員 分かりました。ちなみに本
年度中学3年生は、何名の方がこの
事業対象となったんでしょうか。
35
◯片山誠也委員長 平田課長。
36
◯平田勝久生活支援課長 募集は10人をしておりまして、昨
年度令和2
年度につきましては10人フルに参加していただいたんですけど、今年は
年度当初、
コロナで学校の方の
家庭訪問とかが十分行えなかったというのもありまして、現在の
ところ8名の参加で行っております。
37
◯片山誠也委員長 成田委員。
38
◯成田智樹委員 来
年度も10名ということですね、
募集については。
募集と言うか枠については。そしたらできるだけ多くの方、参加いただいて、よろしくお願いしたいと思います。
39
◯片山誠也委員長 ただ今の
生活困窮者学習支援業務に関して、
質疑等ございますか。
(「
なし」との声あり)
40
◯片山誠也委員長 では、他に
質疑等ございませんか。
伊木委員。
41
◯伊木まり子委員 同じ
補正予算の11ページに
障害児施設給付費、
放課後デイサービスなんかが含まれているんだと思うんですけども、この辺、8,485万強の増額ということで出てますけども、その
積算、教えていただけますか。
42
◯片山誠也委員長 金子障がい
福祉課長。
43 ◯金子雅文障がい
福祉課長 まず、
積算につきましては、今
年度上半期の
実績を
ベースに算出しております。今
年度上半期実績で使われ、
延べ人数になるんですけども、382名の方がご利用されておられました。大体例年見ておりましたら、下半期で更にまだ増える
見込みありますので、年間通して409名ぐらい使われるんじゃないかという
見込みを立てております。それで、それに基づきまして、
あと上半期の
実績として1人
当たりの
金額が出ておりますので、その
金額と今回の見込まれている数を掛けさせていただきまして、大体
放課後等デイサービスの
金額は6,000万強ぐらいの足らない
見込みとなりますので、その分を
放課後等デイサービスの分で計上させていただいております。後もう
一つ、
障害児施設給付費の中には
児童発達支援、就学前のお子さんの
サービスの件もあるんですけれども、それにつきましても同じような
算出方法で約1,800万円を見込んでおります。
44
◯片山誠也委員長 伊木委員。
45
◯伊木まり子委員 放課後等デイサービスの方の6,000万というのはかなり大きいとは思います。先ほどの
人数も例年より増えているんじゃないかと思いますけども、その
要因とかはどのように分析されていますか。
46
◯片山誠也委員長 金子課長。
47 ◯金子雅文障がい
福祉課長 まず、
人数の
実績なんですけども、
令和2
年度、前
年度が
実績347名、その前
年度、
令和元
年度が308名となっております。年々やっぱり
保護者の方も
早期療育とかに対しての
関心があるという
ところがあるかと思います。
放課後等デイサービスに限らず、やっぱり障がい者の数とか年々増えていってる
状況ですので、それに伴いまして
放課後等デイサービスを含めまして
サービスの使われる方が全般的に増えている
状況かと思います。その中でも
放課後等デイサービスにつきましては、
利用人数、特に伸びている
状況となっております。後もう
一つ、全般的に大きく
金額的に膨らんでいる
要因というのが、今
年度報酬改定ございました。参考までに、各
サービスで去年よりも1人
当たりどれだけの
金額増えているのかと見たんです。大体もうどの
サービスも1人
当たりにかかる
金額というのが増えている
状況でありましたので、そういったことも含めまして
放課後等デイサービスだけではなく、全般的にちょっと
サービス利用料が増えているという
状況となっております。
48
◯片山誠也委員長 関連した
質疑はございますか。
(「
なし」との声あり)
49
◯片山誠也委員長 では、他に
質疑等ございませんか。
塩見委員。
50
◯塩見牧子委員 13ページの
国保保険の
繰出金で
国保会計というと、26ページですけれども、この
補正は基本的に
令和2
年度の
決算ベースで
予算を組んでいたものの、今
年度結構、
受診者も戻り足りなくなったと。要は
令和元
年度ベースで組んでいたら、ここまでの大きな
補正にはならなかったということでよろしいんでしょうか。
51
◯片山誠也委員長 市川国保医療課長。
52 ◯市川豊国保医療課長 確かにそういう
部分があるかと思います。全般的に2
年度が医療費もかなり減りましたので、そこら辺
ベースにちょっと見ておったのは確かでございます。そのとおりかと思います。
53
◯片山誠也委員長 関連した
質疑はございますか。
伊木委員。
54
◯伊木まり子委員 コロナの関係というのはないんですか、これは。
55
◯片山誠也委員長 市川課長。
56 ◯市川豊国保医療課長 今回
補正するに際しまして、ちょっと医療費の中身をいろいろ細かい
ところまでは私どもも全部見れないんですけれども、見てきた限りでございますと、資料にもお書きしたんですけれども、やはり
コロナということで言うと、そこまでの影響は国保としては受けていないような形です。市内の感染された方のうち97%が軽症、あるいは無症状の方が多いということ、それから国保の加入者で当然PCR検査を受けると、コードがつくんですけれども、そういう
対象者、結構おられたのはおられたんですけれども、それよりも今見てます限りは、高額療養費、高額療養費の増え方がやはり顕著であると。ということは入院されておられる方が結構増えているんじゃないかと思っています。その
要因としては、やはりちょっと一時中断しておった治療を始めておられる方が結構おいでになるんじゃないかなというふうには予測はしております。
57
◯片山誠也委員長 関連した
質疑はございますか。
(「
なし」との声あり)
58
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
塩見委員。
59
◯塩見牧子委員 ちょっと質問、整理できてない。36ページの病院
事業の会計の
補正ですけれども、これの具体的な内訳をお教えいただけますか。
60
◯片山誠也委員長 石田福祉健康部次長。
61 ◯石田浩福祉健康部次長 この度の
予算額4億8,076万1,000円、これの内訳でございます。3点ございまして、まず市立病院でのワクチン個別接種の促進のための
支援金ということで2,384万2,000円、そして重点医療機関体制整備
事業ということで、いわゆる病床確保料です。これが4億5,224万7,000円、そして三つ目といたしまして、感染症検査機関等設備整備
事業としまして、いわゆる抗原定量検査機器、これを1台購入する費用でございます。これが467万2,000円ということで、合計4億8,076万1,000円ということになります。
62
◯片山誠也委員長 塩見委員。
63
◯塩見牧子委員 検査機器の方からお聞きします。この抗原検査の定量検査というのは、どれぐらいのキャパと言うか、容量と言うか、検査が可能なんでしょうか。
64
◯片山誠也委員長 石田次長。
65 ◯石田浩福祉健康部次長 これにつきましては、1時間で60検体を処理する能力があるということで聞いております。
66
◯片山誠也委員長 塩見委員。
67
◯塩見牧子委員 これまではどれぐらいの処理速度でやってこられたんですか。
68
◯片山誠也委員長 石田次長。
69 ◯石田浩福祉健康部次長 これまではその定量の検査機器、当然ありませんので、抗原定性検査ということで簡易キットを使わせていただいておりまして、そのちょっと
実績、今ないんですけども、それはその需要に応じてという形で対応をやっておったということです。
70
◯片山誠也委員長 塩見委員。
71
◯塩見牧子委員 ということは、これまでは簡易キットでされていたのが、今度はそういう抗原検査の機器を設置することによって、1時間に60検体、一気に検査、それだけたくさんいたらの話ですけれども、マックスでそれだけの検体数を処理できるということでよろしいですか。
72
◯片山誠也委員長 石田次長。
73 ◯石田浩福祉健康部次長 そのとおりでございます。その抗原定性検査から定量検査に変えさせていただきましたのは、検査の精度ということで、簡易キットにつきましては例えば無症状の方の検査というのも確定診断できないということも。短い15分とかはできるんですけれども、そういったことがあります。ただ、この定量検査につきましてはPCR検査と近い精度ということですので、その
対象の患者さんに関しても、もうほぼほぼ一緒でございますので、そういった
意味で検査の体制を充実させたというふうなことでございます。
74
◯片山誠也委員長 塩見委員。
75
◯塩見牧子委員 次に、
一つ戻りまして病床確保料なんですけれども、これは何か特別な体制を組めば、1時間
当たり決まった報酬額が入ってくるということだと思うんですけれども、これ、具体的に単価をお教えいただけますか。
76
◯片山誠也委員長 石田次長。
77 ◯石田浩福祉健康部次長 この9月の定例会でご議決いただきました
補正予算でも上げさせていただきました病床確保料ですが、そのときの単価でございますが、7万1,000円ということで、その他病床という区分なんですけども、そちらの方で一般病棟とかの看護基準とかを適用する7万1,000円で、予定病床数が年間で想定もありますけど、一応1万6,188床の7万1,000円ということで11億4,934万8,000円、これを9
月定例会では上げさせていただきますけど、この度はこの病床の診療体制ですけれども、こちらにつきましては4対1の看護基準を適用して、いわゆるHCUと同等の人員体制、施設体制をとらせていただいたということで、なおかつ4月からは軽症に加えて中等症も対応できるというふうなことで、そういった
意味で単価が21万1,000円ということで上がりましたので、この度増額
補正させていただくものでございます。
78
◯片山誠也委員長 塩見委員。
79
◯塩見牧子委員 これまでの約3倍の単価が補償されることになったので、これは本当に有り難い話だと思います。さらに中等症にも対応できるということなので、これまで受入れとしては軽症の方がほぼほぼそうだったと思うんですけれども、そういった中等症の方にも対応できるということで、とにかく有り難い、経営的にもとてもいい話だと思います。
最後に戻りまして、ワクチン接種についてですけれども、これについては個別接種の
支援金ということだと思うんですけれども、これはどういう基準で
支援金が出るのか、教えていただけますか。
80
◯片山誠也委員長 石田次長。
81 ◯石田浩福祉健康部次長 これにつきましては、市立病院でする個別接種の位置付けになるんですけれども、医療機関が1日50回の接種を行った場合、1回につき10万円、1日につき10万円その日の分について出しますよというふうなことで、これにつきましては9月にも
補正をさせていただきました。このときは5月から10月分の
積算で1,300万円ということで上げさせていただきまし
たけども、3月までこの制度が適用するというふうなことで延びましたので、この度、その分を9月は130日で計算を5月から10月でしておりまし
たけど、11月から3月も合わせまして、全部でトータルで、想定もございますが、179日、179回ということで1,790万円を上げさせていただきましたのと、それと新たに1日50回以上、接種をしたその日で、その
やり方が特別な接種体制、これを組んでした場合は更に医師1人
当たり1時間7,550円、看護師等が1人1時間
当たり2,760円を出しますと、
支援しますというふうなことでございまして、市立病院の場合は、この特別な接種体制に含まれるということで、県の方からは回答を得ておりまして、これは7階の交流センターの方で特設会場を設けて、それも外来とかの診療時間外でしているという体制をとっているということなので、これは適用ありますよということでしたので、こちらの医師と看護師の加算分、こちらの方も入れさせていただきまして、それが医師につきましては、その179日の中でトータルの時間数ですけども、医師が673時間、看護師等が5,022時間ということで、それでトータルで、今回9月に1,300万を上げさせていただきまし
たけども、その差し引いた額を
補正ということで2,384万2,000円を増額
補正させていただいているということでございます。
82
◯片山誠也委員長 市立病院に係る
予算で他に
質疑等ございますか。
伊木委員。
83
◯伊木まり子委員 今の
塩見委員さんの質問に関連して、2点確認なんですけど、1床
当たり7万1,000円から21万1,000円に空床補償が増額されたというのは、4月から中等症を受け入れる病床として認定されたからということですね。そういうふうに私は理解してた、それでよろしいんですか。
84
◯片山誠也委員長 石田次長。
85 ◯石田浩福祉健康部次長 今年の1月から
コロナの陽性患者を受けてますけど、その1月からは軽症ということで県の方に報告して、もう軽症しか受けませんということだったんですけど、4月からは軽症に加えて中等症も受けますということで県の方に申請をしたということで、この度、この適用を受けているということで病院の方から聞かせていただいております。
86
◯片山誠也委員長 伊木委員。
87
◯伊木まり子委員 後1点は抗原定量検査と抗原定性検査はちょっと全然
意味合いが違って、PCR検査と抗原定量検査は同等だというふうにおっしゃったんですけど、それで間違いないですか。
88
◯片山誠也委員長 石田次長。
89 ◯石田浩福祉健康部次長 同等といいますのは検査の精度ということもありますし、その検査
対象者、こちらの方もPCR検査と抗原定量検査でいきますと、例えば有症状者につきましては、発症から9日以内につきましては、PCR検査も定量検査も確定診断できるということで、発症から10日以降、10日目以降、こちらの方もこのPCRと抗原定量検査ができると。ただ、それまでやっておりました簡易キットを使う抗原定性検査につきましては、こちらの方は推奨されないと、10日以降はというふうなことで、それは言うたら精度がちょっと落ちるということもあって、そうされているということで、
あと無症状につきましても、PCRと抗原定量検査につきましては、鼻咽頭につきましてはいけるということで、簡易キットの定性検査については無症状に関しては陰性になった場合は、再度PCR検査か抗原定量検査を受けて確定診断を受けなければならないというふうなことで、PCR検査と抗原定量検査をそういうふうな形で表現させていただきました。
90
◯片山誠也委員長 伊木委員。
91
◯伊木まり子委員 抗原定量検査の機器を整備するということは、PCR検査の方は時間はかかるし、検体数がそんなにやれないから、こちらの抗原定量検査を入れた方がたくさんの検体に対して短時間でできる、そういう
意味かなと思って、そういうことでしょうか。間違っていたら教えてください。
92
◯片山誠也委員長 石田次長。
93 ◯石田浩福祉健康部次長 そのとおりでございます。市立病院の方は有熱外来をしておりますので、そういう方が夜、来られたりとかいうふうなときにも、こういう抗原定量検査というのは早く、15分か30分で
判断できます。なおかつその制度的にはそれで確定診断もできるということでそれを使うと。
あとは、PCR検査につきましては、保健所からの濃厚接触者とかの受診調整が来た場合に関しては、基本は保健所からの受診調整に関してはPCR検査ということで、両方併用、それぞれその形で医師の
判断で併用していくということで、その検査体制を充実させるというふうなことです。
94
◯片山誠也委員長 病院について他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
95
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
96
◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による
質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。中浦委員。
97 ◯中浦新悟委員 1点だけ
交通費助成で、委員さん、今やり取りあって、
市長がいいなと思ったのは、プロジェクトチームを組んでまでは
検討してこなかったというようなことを言ったんですけど、今
市長の答弁聞いてて、まだ何となく決め手に欠けるからまだ一歩動かせてないのか、
判断するに至らないというのかというようなそういう状態に見受けけられたんでね。でも、考えていかなあかん、
判断せざるを得ないときは来るというような覚悟を持っているんだ的なイメージを受け取ったんですけども、じゃあ、今回、次
年度という言い方はおかしいんですけど、この12月終わってから、庁内であったとしてもプロジェクトチーム組んだらいいんちゃうかなと思ったんです。職員さん、様々いろんな知識もあります。別にどういうプロジェクトチームのつくり方しようが、それは庁内でして考えたらいいこととは思うんですけども。職員で考えるもよし、
市民も交えて考えるのもよし。くしくも学校関連で何かファシリティーする際に、在り方
検討委員会から始めたというのも手法としては
生駒市取り組む常套手段ではあるんですけども、何か考える一助として、じゃあ、組んだらいいんじゃないかなと思うんですけどもね。まず、その
辺り、考えはどうですか。
98
◯片山誠也委員長 小
紫市長。
99
◯小紫雅史市長 プロジェクトチームを組むと、何か組織体制としては何となく分かりやすいというのはあるんですけど、プロジェクトチームを組んだら、何かすごく加速度的に進むとか、そういうことでも必ずしもなくて、そこはしっかりと庁全体を挙げて取り組む話でありますので、しっかり私も副
市長も見ながらやっていくということは、それは申し上げますけれども、それはきちんと横連携がとれるようにやっていけば、プロジェクトチームがなければ、早いこと進めへんとか、そういう組織体制の問題でも必ずしもないかなというのは、そういう認識でいます。前の
生きいきクーポンの見直しのときも、いろんな課に関係する話はありまし
たけれども、
市民との調整、
意見を聞いたりとか、内部調査も含めてきっちりと、時間がかかりまし
たけどやりましたので、どういう組織体制があるかというのは、
市民に分かりやすいというようなことも意識しながら、それは考えますけれども、プロジェクトチームでなきゃいけないとか、ないからあかんということでも必ずしもないのかなというふうに思います。
100
◯片山誠也委員長 中浦委員。
101 ◯中浦新悟委員 結局、任期が、今回除くと、
市長が今任期中で提出するのは後1回ですよね。何かないと進まないのかなと思うんです。それを、じゃあ、どう
意見を聞き、どういう
判断材料を取りに行こうとするのか、要するに何かしないと、
市長おっしゃっている決め手的なものは得られないんじゃないかなというのが、今の現状を見ると、自分自身の感想なんですよね。くしくも
市長がプロジェクトチームを起こしていない、じゃあ、起こしましょうというのが、起こしてくれたら
一つの
判断材料も出るんじゃないのか。特に今行政内、様々なプロジェクトチームという言い方が正しいのか分からないですけど、
取組してはりますよね、庁内の中でだけでも、若手職員で考えましょうみたいなのもやってはりますよね。様々そこに放り投げていく課題としては、十分に足るものなのじゃないのかなと思いますし、そこから出たものに従えというわけでは当然ないんですけども、
一つの職員が今市全体を見たときにどう考えているのかという
一つの基準にもなるし。その結果というのは、我々も参考になるんです。
市長が何も目に見えたものではないけどもという言い方し
たけど、我々も
判断していく中で目に見えたものってやっぱり欲しいんですよね。となってくると、じゃあ、次、今回の話を置いて次というのもなんですけども、また今後も出てくるのであろう
議案であるんだったならば、
一つのものを次
年度と言うか、これからの1年間で取り組んでいただきたいというのは、ちょっと思いとしてあるんです。それがプロジェクトチームなんだったらそれはなおいいのかなと思いますので、ちょっと深く
検討して、市全体で取り組んで、目の見える
検討結果というのを出せる次
年度にしてください。お願いします。以上です。
102
◯片山誠也委員長 生きいきクーポンについて、他に
質疑等ございますか。梶井委員。
103 ◯梶井憲子委員 先ほどの
市長の答弁の中でもあったんですけども、やっぱり
代替えの
施策が今
検討中で庁内でも
検討されている、考え中で、できたらやる、その
生きいきクーポンの見直しできるような体制が整ったらそちらの方向でというふうにお聞きしたんですけども、この
やり方でいくと、やはり中浦委員がおっしゃったみたいに、いつまでたってもはっきり決断ができないような印象を受けるんですね。やっぱり2億9,300万、これ、無駄な経費を使わないで有効な使い方、その使い方の手段、早く見つけていいただけるように全庁的に努力していただきたいと思うんですけども、
ロードマップを今示すことができないという、先ほど
塩見委員からの
意見に対する答弁であったんですけど、
ロードマップをいつまでにつくるとかいうそういうスケジュールというのは、今全くない状態なんでしょうか。
104
◯片山誠也委員長 小
紫市長。
105
◯小紫雅史市長 先ほども答弁いたしまし
たけれども、本当にいろんなご
意見を頂きながら、2年に1回、給付年齢を引き上げながらやっていく。
あと中身につきましても、寝たきりの方だったりとか、比較的健康な方だったりでも
意味のあるクーポンにしていこうということで、クーポン自体の在り方を改善する方向で相当いろんな
議論をして、
一つ改善をしたわけでございます。それは75歳まで引き上げるという一定の方向を、これは相当苦労しながらやってきたという、それは私としても結構頑張ってやったなという
ところはあります。ただ、じゃあ、75歳になるまで何もしないかということではなくて、やはりいろんな
議会からも課題点のご指摘がまだまだあります。
ICカード化もしまし
たけど、それも改善したんですけれども、それでもまだ課題があるとか、そういうご指摘は頂いてますので、しっかりとそもそも更なる改善なのか、
生きいきクーポン自体を
廃止するということも含めて考えていくという作業はさっきから言ったように、ずっとやっています。
市長として決めなあかんということはありますけれども、
議会の方でもさっき申し上げた、いろんなご
意見があって、
廃止しない方がいいというご
意見もありますし、
代替案としてもこういうのがあるんちゃうかと。我々
廃止を出すだけでは、恐らくこの話、済まないので、先ほど来からありますように、
廃止するのやったら、じゃあそれのお金で何すんのとか、
高齢者だけにとどまらず子ども
施策したらええんちゃうんかとか、恐らくお一人お一人全く
代替案に関しては違うんじゃないかと思いますし、そんな中で我々の
議案を出す以上は、
皆様にご理解をいただいて、
議会としてもお認めいただけるような
代替案を出さなきゃいけないということですので、逆にこういうアイデアがあるんちゃうかということも教えていただきながら、
議会でお認めいただけるような、そういう結論が出るように、やめるやめないというだけのことじゃないので、
あとその通らない案を出しても仕方ありません。
市民にご理解いただけない案を出すわけにもいきませんので、非常にこれは難しい話です。
高齢者施策だけの話でもありませんし、どういうふうなお金の使い方をするかという、
子育て世代も含めてどうするかという話ですから、恐らくその
辺り是非いろいろと
委員会の中でも、それぞれの
議員の
皆様のご提案もあれば頂きながらしっかりとやっていきたいというふうには思っております。改善していくとか、
廃止も含めた
議論というものは
検討というのはこれはやっていく必要があるだろうというふうに思っておりますけれども、今の
ところ幾つかそういう
代替案というようなものは、種は蒔いているというふうに思っておりますけれども、先ほど来からありますように、やはり
代替案どうするのというような
ところの
議論というのは当然
議会で出てくるのは、これは当然のことだと思いますので、そこはしっかりと相当きちんと詰めないと、そう軽々に提案できるものではないと、これはご理解をいただかないとちょっと我々も動けないということはおっしゃったとおりです。
106
◯片山誠也委員長 梶井委員。
107 ◯梶井憲子委員 おっしゃるように、早く早くで中身のない
議論って、
議論をしっかりできないまんま進めるわけにもいきませんので、
議論は大切だとは思うんですけども、だからといって何年間もだらだらと同じようなことが繰り返されて前進しないというのも困りますので、できるだけ早急にということをお願いしておきたいと思います。見直すなら見直すで覚悟を決めて、早く進められるように
検討していただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
108
◯片山誠也委員長 生きいきクーポンについて、他に
質疑等ございますか。
(「
なし」との声あり)
109
◯片山誠也委員長 では、他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
110
◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で
議案第73号の
福祉健康部所管分、
議案第74号及び
議案第76号に対する
質疑を終結いたします。
以上で、本会議から
審査を付託された
厚生消防分科会の
議案の
質疑は全て終了しました。
次の
委員会は13日、
市民文教
委員会終了後に再開いたします。
これにて散会いたします。
午後5時42分 散会
~~~~~~~~~~~~~~~
▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....