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  1. 生駒市議会 2021-12-10
    令和3年第6回定例会 予算委員会(厚生消防分科会) 本文 開催日:2021年12月10日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後4時55分 再開 ◯片山誠也委員長 ただ今から予算委員会を再開いたします。  それでは、厚生消防分科会による審査を行います。本分科会厚生消防委員会所管に係る各議案について、常任委員会運営フローに基づき審査いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時55分 開議 2 ◯片山誠也委員長 審査事項(1)議案第73号、令和年度生駒一般会計補正予算(第11回)の福祉健康部所管分、(2)議案第74号、令和年度生駒国民健康保険特別会計補正予算(第2回)及び(3)議案第76号、令和年度生駒病院事業会計補正予算(第3回)を一括議題といたします。  なお、内容については既に説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  3議案について分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 3 ◯塩見牧子委員 議案書の5ページの債務負担行為交通費等助成業務ですが、この12月定例会の歳時記になっちゃってるんですけれども、昨年の12月定例会中の予算委員会厚生消防分科会におきまして、毎年これについては交通費助成そのものの是非というのが分かれているんだけれども、どうするのかというようなことが毎年質疑として上がってくるわけなんですけれども、その中でも市長政治判断をして方針を定めるべきであるというような意見もありました。その上で、今年度もこの議案が出てきたということは、もう市長の在任中はこれをずっと続ける意志であると見ていいのか、それともまだ判断に至っていないと見たらいいのか、どちらなのか。この1年間の間、どのような検討がなされて今回のこの議案提出になったのか、その辺りところをご説明いただきたいと思います。 4 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 5 ◯小紫雅史市長 この件につきましては、議会の中でもいろんなご意見を頂いております。恐らく議会議員さんの中でもいろんなご意見がある案件なんだろうというふうに思いますし、市民皆様高齢者の方の中でもそうですし、高齢者以外の方でもいろんなご見解があることだというふうに思っております。先ほど来からもいろんな案件の中でありますけれども、議会議員皆様のご意向というものももちろんあるし、市民皆様がどのようなご意向があるのかというようなことも聞きつつ、同時にさっきの代替案というようなお話ありましたけれども、この1年で公共交通の詳細の名称がちょっと分からないですけど、計画が新たにできて、その中でいろんなたけまる号の他にも、デマンド型交通だったりとか、助け合い輸送みたいなことだったりとか、また生駒市で取り組む、歩いていける場所づくりということの100個の複合型コミュニティづくりだとか、そのようなことを検討していきながら、またそれ以外にもいろんな高齢者支援取組、難聴の方への支援とかそんな話もありましたけど、いろんな高齢者施策というものを組み合わせるような形で、例えば生きいきクーポン廃止したら、逆にどういうふうな高齢者施策、より効果的なものができるのかというものは、皆さんご案内かと思いますが、そんな簡単な話じゃない。この1年間、何も動いてないということでは全くなくて、さっきの公共交通の動きなんかもありますし、その検討やっておりますけれども、やはり非常に市だけじゃなくて、100個のコミュニティなんかそうですけれども、コロナ禍でなかなか集まれない中で苦労しながら少しずつ前には進めていますが、この1年で進んだことはありますけれども、まだ具体的に何か代替となるような、より効果的な代替政策パッケージというようなものだったりとか、逆にこれを廃止することで、いやいや子育て世代にこんなふうに使うからとかというような意味での代替パッケージもあると思いますが、その辺を総合的に考えるという意味では、そんなに一朝一夕にできるもんじゃないということかと思います。我々としてもしっかりと考えてまいりますけれども、議会議員の先生の中でもいろいろご意見を、また一般質問なり委員会で頂きながら、そういう声、あとまた市民皆さんからのお声、コミュニティ場所も再開しつつありますので、そういうとこに私も行きまして、いろいろお話を聞く中で、この生きいきクーポン廃止するということをタブー視せずに、逆にどういうふうなやり方が、よりベターなやり方はありますかというようなことも含めて、私自身も聞いてまいりたいというふうに思っております。 6 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 7 ◯塩見牧子委員 この1年、確かにコロナ禍にあったというところで、なかなか検討しづらいと言うか、先ほどおっしゃっていたコミュニティの方もなかなか開催、思うようにできていないというようなところももちろんあるということは承知はしているんですけれども、とは言え、この検討進捗状況、具体的にどこでどんな検討をしたのかという、その目に見える部分というのはないんですか。どこかでその政策判断をするに当たって、どこかでこの件について話し合われたとか、その場合、誰と話し合われたのか、そういうものはないんでしょうか。 8 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 9 ◯小紫雅史市長 生きいきクーポン廃止見直しプロジェクトチームみたいな、そんな分かりやすい組織はないんですけれども、今申し上げたように毎年、最後取りまとめてお渡しするような、例えば重点施策みたいな話の中で、今の公共交通とか、移動支援の在り方みたいな話なんかは当然議論もしてますし、それはもう当然その生きいきクーポンをどうするかという話と関係してくると思います。あとは先ほどのような、100個のコミュニティづくりみたいな話も、あれは私は相当移動支援に要素を含んでいると思っていますけども、ああいうふうなものがコロナで今爆発的に数は増えてませんけれども、少しずつご関心をいただいている自治会からの手も挙がってきていますので、そういうところをどのように増やしていくかという議論、それは重点施策とか、来年度に向けた予算を考えていく中で、当然そういう議論はしております。なので、場所としてこれだけに特化したPTみたいなものがないので、ちょっと説明は分かりにくくなっちゃうかもしれませんが、決して生きいきクーポンの話というものを避けて通って何も議論してませんとか、なんかこのまましばらくじっとしとこうとかということじゃなくて、そういう代替案になり得る施策というものをしっかりと育てていくというような意味議論というのは、そういうような中でしっかりとしておるということでございます。 10 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 11 ◯塩見牧子委員 代替となり得る施策議論議論としてなんですけれども、ただそれはそれでちゃんと交通費助成ということを見据えてされているのかどうかと言うと、どうも何か焦点がそれぞれぼやけてしまうんじゃないかなと思うんですよね。100コミなら100コミ自治会さんに手を挙げていただいてってやっていますけれども、そこのどこにももちろんこの交通費助成の話なんか出てきていないので、それぞれでそれぞれの代替施策を進めていますよとはいうものの、じゃあ、それを進めていってその結果としてどういう状態になったときにこれが廃止になり得るのかとか、そういうスケジュール感が見えないんですよね、ロードマップが。そこをやっぱりちょっとお示しいただかないと、これ毎年同じような議論になってしまうので、そこはやっぱりちょっと見えるようにしていただけないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 12 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 13 ◯小紫雅史市長 おっしゃってることはとてもよく分かるんですけど、なかなかもうここでやめるかやめないか決めるから、バックキャストで今年は何しよう、前の年、何しようということができれば一番いいんですけど、今も言ったように、コミュニティの話もそうですし、ただ例えば公共交通機関の話とかは確かに見えにくいかもしれませんけれども、たけまる号をどうするかという話はもちろんしていますけども、それだけでほんまにええんかとか、計画の中にあるデマンドとこをどうするんだとかいうような話をもうちょっと加速化してやっていった方がいいんじゃないのとか、相当その辺は突っ込んで議論はしているのは、それはもうはっきりと申し上げておきたいと思います。ただ、じゃ、今一応75歳まで2年に1回引き上げていきますみたいな話をしている中で、ちょっと現時点でさっきの議論もありましたけど、代替的な措置がまだ完全に煮詰まってないと言うか、ちゃんと単に100点になる必要はないにしても、ある程度見える形でないと、その生きいきクーポン廃止だったりとかいうようなことというのはやっぱり打ち出しにくいので、今の段階でそれがもうある程度見えてきましたと言っても、逆に何でまだこんなに詰まってないのに廃止すんねんという話になるのは当然明らかでございますので、もう少しその辺りが見えてくれば、この生きいきクーポンをどうするかという話も、もうちょっとロードマップ的にお示しできると思います。それはロードマップをつくるためにある程度2億円から3億円近い事業でございますので、それだけのしかも意義のある、お金使うのは別に使えるんですけども、代替案として効果のある取組をきちんとメニューとして揃え、それもいやいや、こっちの方がいいとかあっちの方がいいとかって、いろんな議論が多分議会でもあるし、市民さんにもあると思います。そもそもやめんといてという話もありますけど、その辺りはもう少し整理させていただいた上で、前、年齢引上げなんかを決めたときのように、ある程度見えてきたところで市民に声を聞きながら、そして議会でもご議論いただきながら決めていくロードマップというのがつくっていけると思いますけれども、大変恐縮ですけどもうちょっとお時間を頂きたいというふうに思います。同時に、もちろん行政執行部として私が決断しなきゃいけない部分も大きいんですけれども、やはり議会の中でもいろんなご意見があって、私も個々聞いていますと、やめるべきとか、やめないべきとか、やめるにしてもこんなことやるべきとかというのが本当に恐らく錯綜してると思いますので、その辺りもいろいろとご議論をまた頂いて、こちらにご教示も頂きながら、しっかりとその辺り進めていきたいというふうに思っております。
    14 ◯片山誠也委員長 生きいきクーポンに関して、他に質疑等ございますか。塩見委員。 15 ◯塩見牧子委員 今回のこの2億9,349万7,000円、これの対象人数、何人を想定しておりますか。 16 ◯片山誠也委員長 川口高齢施策課長。 17 ◯川口和良高齢施策課長 高齢者と障がい者がございますので、合わせまして2万5,658名と試算しております。 18 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 19 ◯塩見牧子委員 ということは、経費として約3,700万ぐらいということでしょうかね。 20 ◯片山誠也委員長 川口課長。 21 ◯川口和良高齢施策課長 はい、そのとおりです。 22 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 23 ◯塩見牧子委員 あと10月末までの実績令和年度10月時点で何パーセントでしょうか。令和年度66.1%、令和年度68.1%ということは昨年の議事録から拾ってるんですけれども、令和年度についてはいかがでしょうか。 24 ◯片山誠也委員長 川口課長。 25 ◯川口和良高齢施策課長 令和年度実績で申し上げますと、69.4%になっております。 26 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 27 ◯塩見牧子委員 ICカードになってより現金に近いものになって使いやすくはなったので、上がっているところは想定される範囲だと思います。結構です。 28 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 29 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。成田委員。 30 ◯成田智樹委員 同じところの生活困窮者学習支援業務ということで、この債務負担行為で166万6,000円計上されていますけれども、これは新中学校3年生を対象にした事業ということで今取り組んでいただいている事業と理解しておりますけども、これって本年、令和3年と令和4年、来年度と何か別の違ったことはするんですか、基本的には同じ事業ということで取り組まれるんでしょうか。 31 ◯片山誠也委員長 平田生活支援課長。 32 ◯平田勝久生活支援課長 令和年度と4年度につきましては、内容は変更する予定はございません。 33 ◯片山誠也委員長 成田委員。 34 ◯成田智樹委員 分かりました。ちなみに本年度中学3年生は、何名の方がこの事業対象となったんでしょうか。 35 ◯片山誠也委員長 平田課長。 36 ◯平田勝久生活支援課長 募集は10人をしておりまして、昨年度令和年度につきましては10人フルに参加していただいたんですけど、今年は年度当初、コロナで学校の方の家庭訪問とかが十分行えなかったというのもありまして、現在のところ8名の参加で行っております。 37 ◯片山誠也委員長 成田委員。 38 ◯成田智樹委員 来年度も10名ということですね、募集については。募集と言うか枠については。そしたらできるだけ多くの方、参加いただいて、よろしくお願いしたいと思います。 39 ◯片山誠也委員長 ただ今生活困窮者学習支援業務に関して、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 40 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。伊木委員。 41 ◯伊木まり子委員 同じ補正予算の11ページに障害児施設給付費放課後デイサービスなんかが含まれているんだと思うんですけども、この辺、8,485万強の増額ということで出てますけども、その積算、教えていただけますか。 42 ◯片山誠也委員長 金子障がい福祉課長。 43 ◯金子雅文障がい福祉課長 まず、積算につきましては、今年度上半期実績ベースに算出しております。今年度上半期実績で使われ、延べ人数になるんですけども、382名の方がご利用されておられました。大体例年見ておりましたら、下半期で更にまだ増える見込みありますので、年間通して409名ぐらい使われるんじゃないかという見込みを立てております。それで、それに基づきまして、あと上半期実績として1人当たり金額が出ておりますので、その金額と今回の見込まれている数を掛けさせていただきまして、大体放課後等デイサービス金額は6,000万強ぐらいの足らない見込みとなりますので、その分を放課後等デイサービスの分で計上させていただいております。後もう一つ障害児施設給付費の中には児童発達支援、就学前のお子さんのサービスの件もあるんですけれども、それにつきましても同じような算出方法で約1,800万円を見込んでおります。 44 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 45 ◯伊木まり子委員 放課後等デイサービスの方の6,000万というのはかなり大きいとは思います。先ほどの人数も例年より増えているんじゃないかと思いますけども、その要因とかはどのように分析されていますか。 46 ◯片山誠也委員長 金子課長。 47 ◯金子雅文障がい福祉課長 まず、人数実績なんですけども、令和年度、前年度実績347名、その前年度令和年度が308名となっております。年々やっぱり保護者の方も早期療育とかに対しての関心があるというところがあるかと思います。放課後等デイサービスに限らず、やっぱり障がい者の数とか年々増えていってる状況ですので、それに伴いまして放課後等デイサービスを含めましてサービスの使われる方が全般的に増えている状況かと思います。その中でも放課後等デイサービスにつきましては、利用人数、特に伸びている状況となっております。後もう一つ、全般的に大きく金額的に膨らんでいる要因というのが、今年度報酬改定ございました。参考までに、各サービスで去年よりも1人当たりどれだけの金額増えているのかと見たんです。大体もうどのサービスも1人当たりにかかる金額というのが増えている状況でありましたので、そういったことも含めまして放課後等デイサービスだけではなく、全般的にちょっとサービス利用料が増えているという状況となっております。 48 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 49 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。塩見委員。 50 ◯塩見牧子委員 13ページの国保保険繰出金国保会計というと、26ページですけれども、この補正は基本的に令和年度決算ベース予算を組んでいたものの、今年度結構、受診者も戻り足りなくなったと。要は令和年度ベースで組んでいたら、ここまでの大きな補正にはならなかったということでよろしいんでしょうか。 51 ◯片山誠也委員長 市川国保医療課長。 52 ◯市川豊国保医療課長 確かにそういう部分があるかと思います。全般的に2年度が医療費もかなり減りましたので、そこら辺ベースにちょっと見ておったのは確かでございます。そのとおりかと思います。 53 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。伊木委員。 54 ◯伊木まり子委員 コロナの関係というのはないんですか、これは。 55 ◯片山誠也委員長 市川課長。 56 ◯市川豊国保医療課長 今回補正するに際しまして、ちょっと医療費の中身をいろいろ細かいところまでは私どもも全部見れないんですけれども、見てきた限りでございますと、資料にもお書きしたんですけれども、やはりコロナということで言うと、そこまでの影響は国保としては受けていないような形です。市内の感染された方のうち97%が軽症、あるいは無症状の方が多いということ、それから国保の加入者で当然PCR検査を受けると、コードがつくんですけれども、そういう対象者、結構おられたのはおられたんですけれども、それよりも今見てます限りは、高額療養費、高額療養費の増え方がやはり顕著であると。ということは入院されておられる方が結構増えているんじゃないかと思っています。その要因としては、やはりちょっと一時中断しておった治療を始めておられる方が結構おいでになるんじゃないかなというふうには予測はしております。 57 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 58 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。塩見委員。 59 ◯塩見牧子委員 ちょっと質問、整理できてない。36ページの病院事業の会計の補正ですけれども、これの具体的な内訳をお教えいただけますか。 60 ◯片山誠也委員長 石田福祉健康部次長。 61 ◯石田浩福祉健康部次長 この度の予算額4億8,076万1,000円、これの内訳でございます。3点ございまして、まず市立病院でのワクチン個別接種の促進のための支援金ということで2,384万2,000円、そして重点医療機関体制整備事業ということで、いわゆる病床確保料です。これが4億5,224万7,000円、そして三つ目といたしまして、感染症検査機関等設備整備事業としまして、いわゆる抗原定量検査機器、これを1台購入する費用でございます。これが467万2,000円ということで、合計4億8,076万1,000円ということになります。 62 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 63 ◯塩見牧子委員 検査機器の方からお聞きします。この抗原検査の定量検査というのは、どれぐらいのキャパと言うか、容量と言うか、検査が可能なんでしょうか。 64 ◯片山誠也委員長 石田次長。 65 ◯石田浩福祉健康部次長 これにつきましては、1時間で60検体を処理する能力があるということで聞いております。 66 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 67 ◯塩見牧子委員 これまではどれぐらいの処理速度でやってこられたんですか。 68 ◯片山誠也委員長 石田次長。 69 ◯石田浩福祉健康部次長 これまではその定量の検査機器、当然ありませんので、抗原定性検査ということで簡易キットを使わせていただいておりまして、そのちょっと実績、今ないんですけども、それはその需要に応じてという形で対応をやっておったということです。 70 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 71 ◯塩見牧子委員 ということは、これまでは簡易キットでされていたのが、今度はそういう抗原検査の機器を設置することによって、1時間に60検体、一気に検査、それだけたくさんいたらの話ですけれども、マックスでそれだけの検体数を処理できるということでよろしいですか。 72 ◯片山誠也委員長 石田次長。 73 ◯石田浩福祉健康部次長 そのとおりでございます。その抗原定性検査から定量検査に変えさせていただきましたのは、検査の精度ということで、簡易キットにつきましては例えば無症状の方の検査というのも確定診断できないということも。短い15分とかはできるんですけれども、そういったことがあります。ただ、この定量検査につきましてはPCR検査と近い精度ということですので、その対象の患者さんに関しても、もうほぼほぼ一緒でございますので、そういった意味で検査の体制を充実させたというふうなことでございます。 74 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 75 ◯塩見牧子委員 次に、一つ戻りまして病床確保料なんですけれども、これは何か特別な体制を組めば、1時間当たり決まった報酬額が入ってくるということだと思うんですけれども、これ、具体的に単価をお教えいただけますか。 76 ◯片山誠也委員長 石田次長。 77 ◯石田浩福祉健康部次長 この9月の定例会でご議決いただきました補正予算でも上げさせていただきました病床確保料ですが、そのときの単価でございますが、7万1,000円ということで、その他病床という区分なんですけども、そちらの方で一般病棟とかの看護基準とかを適用する7万1,000円で、予定病床数が年間で想定もありますけど、一応1万6,188床の7万1,000円ということで11億4,934万8,000円、これを9月定例会では上げさせていただきますけど、この度はこの病床の診療体制ですけれども、こちらにつきましては4対1の看護基準を適用して、いわゆるHCUと同等の人員体制、施設体制をとらせていただいたということで、なおかつ4月からは軽症に加えて中等症も対応できるというふうなことで、そういった意味で単価が21万1,000円ということで上がりましたので、この度増額補正させていただくものでございます。 78 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 79 ◯塩見牧子委員 これまでの約3倍の単価が補償されることになったので、これは本当に有り難い話だと思います。さらに中等症にも対応できるということなので、これまで受入れとしては軽症の方がほぼほぼそうだったと思うんですけれども、そういった中等症の方にも対応できるということで、とにかく有り難い、経営的にもとてもいい話だと思います。  最後に戻りまして、ワクチン接種についてですけれども、これについては個別接種の支援金ということだと思うんですけれども、これはどういう基準で支援金が出るのか、教えていただけますか。 80 ◯片山誠也委員長 石田次長。 81 ◯石田浩福祉健康部次長 これにつきましては、市立病院でする個別接種の位置付けになるんですけれども、医療機関が1日50回の接種を行った場合、1回につき10万円、1日につき10万円その日の分について出しますよというふうなことで、これにつきましては9月にも補正をさせていただきました。このときは5月から10月分の積算で1,300万円ということで上げさせていただきましたけども、3月までこの制度が適用するというふうなことで延びましたので、この度、その分を9月は130日で計算を5月から10月でしておりましたけど、11月から3月も合わせまして、全部でトータルで、想定もございますが、179日、179回ということで1,790万円を上げさせていただきましたのと、それと新たに1日50回以上、接種をしたその日で、そのやり方が特別な接種体制、これを組んでした場合は更に医師1人当たり1時間7,550円、看護師等が1人1時間当たり2,760円を出しますと、支援しますというふうなことでございまして、市立病院の場合は、この特別な接種体制に含まれるということで、県の方からは回答を得ておりまして、これは7階の交流センターの方で特設会場を設けて、それも外来とかの診療時間外でしているという体制をとっているということなので、これは適用ありますよということでしたので、こちらの医師と看護師の加算分、こちらの方も入れさせていただきまして、それが医師につきましては、その179日の中でトータルの時間数ですけども、医師が673時間、看護師等が5,022時間ということで、それでトータルで、今回9月に1,300万を上げさせていただきましたけども、その差し引いた額を補正ということで2,384万2,000円を増額補正させていただいているということでございます。 82 ◯片山誠也委員長 市立病院に係る予算で他に質疑等ございますか。伊木委員。 83 ◯伊木まり子委員 今の塩見委員さんの質問に関連して、2点確認なんですけど、1床当たり7万1,000円から21万1,000円に空床補償が増額されたというのは、4月から中等症を受け入れる病床として認定されたからということですね。そういうふうに私は理解してた、それでよろしいんですか。 84 ◯片山誠也委員長 石田次長。 85 ◯石田浩福祉健康部次長 今年の1月からコロナの陽性患者を受けてますけど、その1月からは軽症ということで県の方に報告して、もう軽症しか受けませんということだったんですけど、4月からは軽症に加えて中等症も受けますということで県の方に申請をしたということで、この度、この適用を受けているということで病院の方から聞かせていただいております。 86 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 87 ◯伊木まり子委員 後1点は抗原定量検査と抗原定性検査はちょっと全然意味合いが違って、PCR検査と抗原定量検査は同等だというふうにおっしゃったんですけど、それで間違いないですか。 88 ◯片山誠也委員長 石田次長。 89 ◯石田浩福祉健康部次長 同等といいますのは検査の精度ということもありますし、その検査対象者、こちらの方もPCR検査と抗原定量検査でいきますと、例えば有症状者につきましては、発症から9日以内につきましては、PCR検査も定量検査も確定診断できるということで、発症から10日以降、10日目以降、こちらの方もこのPCRと抗原定量検査ができると。ただ、それまでやっておりました簡易キットを使う抗原定性検査につきましては、こちらの方は推奨されないと、10日以降はというふうなことで、それは言うたら精度がちょっと落ちるということもあって、そうされているということで、あと無症状につきましても、PCRと抗原定量検査につきましては、鼻咽頭につきましてはいけるということで、簡易キットの定性検査については無症状に関しては陰性になった場合は、再度PCR検査か抗原定量検査を受けて確定診断を受けなければならないというふうなことで、PCR検査と抗原定量検査をそういうふうな形で表現させていただきました。 90 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 91 ◯伊木まり子委員 抗原定量検査の機器を整備するということは、PCR検査の方は時間はかかるし、検体数がそんなにやれないから、こちらの抗原定量検査を入れた方がたくさんの検体に対して短時間でできる、そういう意味かなと思って、そういうことでしょうか。間違っていたら教えてください。 92 ◯片山誠也委員長 石田次長。 93 ◯石田浩福祉健康部次長 そのとおりでございます。市立病院の方は有熱外来をしておりますので、そういう方が夜、来られたりとかいうふうなときにも、こういう抗原定量検査というのは早く、15分か30分で判断できます。なおかつその制度的にはそれで確定診断もできるということでそれを使うと。あとは、PCR検査につきましては、保健所からの濃厚接触者とかの受診調整が来た場合に関しては、基本は保健所からの受診調整に関してはPCR検査ということで、両方併用、それぞれその形で医師の判断で併用していくということで、その検査体制を充実させるというふうなことです。 94 ◯片山誠也委員長 病院について他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 95 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 96 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦委員。 97 ◯中浦新悟委員 1点だけ交通費助成で、委員さん、今やり取りあって、市長がいいなと思ったのは、プロジェクトチームを組んでまでは検討してこなかったというようなことを言ったんですけど、今市長の答弁聞いてて、まだ何となく決め手に欠けるからまだ一歩動かせてないのか、判断するに至らないというのかというようなそういう状態に見受けけられたんでね。でも、考えていかなあかん、判断せざるを得ないときは来るというような覚悟を持っているんだ的なイメージを受け取ったんですけども、じゃあ、今回、次年度という言い方はおかしいんですけど、この12月終わってから、庁内であったとしてもプロジェクトチーム組んだらいいんちゃうかなと思ったんです。職員さん、様々いろんな知識もあります。別にどういうプロジェクトチームのつくり方しようが、それは庁内でして考えたらいいこととは思うんですけども。職員で考えるもよし、市民も交えて考えるのもよし。くしくも学校関連で何かファシリティーする際に、在り方検討委員会から始めたというのも手法としては生駒市取り組む常套手段ではあるんですけども、何か考える一助として、じゃあ、組んだらいいんじゃないかなと思うんですけどもね。まず、その辺り、考えはどうですか。 98 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 99 ◯小紫雅史市長 プロジェクトチームを組むと、何か組織体制としては何となく分かりやすいというのはあるんですけど、プロジェクトチームを組んだら、何かすごく加速度的に進むとか、そういうことでも必ずしもなくて、そこはしっかりと庁全体を挙げて取り組む話でありますので、しっかり私も副市長も見ながらやっていくということは、それは申し上げますけれども、それはきちんと横連携がとれるようにやっていけば、プロジェクトチームがなければ、早いこと進めへんとか、そういう組織体制の問題でも必ずしもないかなというのは、そういう認識でいます。前の生きいきクーポンの見直しのときも、いろんな課に関係する話はありましたけれども、市民との調整、意見を聞いたりとか、内部調査も含めてきっちりと、時間がかかりましたけどやりましたので、どういう組織体制があるかというのは、市民に分かりやすいというようなことも意識しながら、それは考えますけれども、プロジェクトチームでなきゃいけないとか、ないからあかんということでも必ずしもないのかなというふうに思います。 100 ◯片山誠也委員長 中浦委員。 101 ◯中浦新悟委員 結局、任期が、今回除くと、市長が今任期中で提出するのは後1回ですよね。何かないと進まないのかなと思うんです。それを、じゃあ、どう意見を聞き、どういう判断材料を取りに行こうとするのか、要するに何かしないと、市長おっしゃっている決め手的なものは得られないんじゃないかなというのが、今の現状を見ると、自分自身の感想なんですよね。くしくも市長がプロジェクトチームを起こしていない、じゃあ、起こしましょうというのが、起こしてくれたら一つ判断材料も出るんじゃないのか。特に今行政内、様々なプロジェクトチームという言い方が正しいのか分からないですけど、取組してはりますよね、庁内の中でだけでも、若手職員で考えましょうみたいなのもやってはりますよね。様々そこに放り投げていく課題としては、十分に足るものなのじゃないのかなと思いますし、そこから出たものに従えというわけでは当然ないんですけども、一つの職員が今市全体を見たときにどう考えているのかという一つの基準にもなるし。その結果というのは、我々も参考になるんです。市長が何も目に見えたものではないけどもという言い方したけど、我々も判断していく中で目に見えたものってやっぱり欲しいんですよね。となってくると、じゃあ、次、今回の話を置いて次というのもなんですけども、また今後も出てくるのであろう議案であるんだったならば、一つのものを次年度と言うか、これからの1年間で取り組んでいただきたいというのは、ちょっと思いとしてあるんです。それがプロジェクトチームなんだったらそれはなおいいのかなと思いますので、ちょっと深く検討して、市全体で取り組んで、目の見える検討結果というのを出せる次年度にしてください。お願いします。以上です。 102 ◯片山誠也委員長 生きいきクーポンについて、他に質疑等ございますか。梶井委員。 103 ◯梶井憲子委員 先ほどの市長の答弁の中でもあったんですけども、やっぱり代替えの施策が今検討中で庁内でも検討されている、考え中で、できたらやる、その生きいきクーポンの見直しできるような体制が整ったらそちらの方向でというふうにお聞きしたんですけども、このやり方でいくと、やはり中浦委員がおっしゃったみたいに、いつまでたってもはっきり決断ができないような印象を受けるんですね。やっぱり2億9,300万、これ、無駄な経費を使わないで有効な使い方、その使い方の手段、早く見つけていいただけるように全庁的に努力していただきたいと思うんですけども、ロードマップを今示すことができないという、先ほど塩見委員からの意見に対する答弁であったんですけど、ロードマップをいつまでにつくるとかいうそういうスケジュールというのは、今全くない状態なんでしょうか。 104 ◯片山誠也委員長 小紫市長
    105 ◯小紫雅史市長 先ほども答弁いたしましたけれども、本当にいろんなご意見を頂きながら、2年に1回、給付年齢を引き上げながらやっていく。あと中身につきましても、寝たきりの方だったりとか、比較的健康な方だったりでも意味のあるクーポンにしていこうということで、クーポン自体の在り方を改善する方向で相当いろんな議論をして、一つ改善をしたわけでございます。それは75歳まで引き上げるという一定の方向を、これは相当苦労しながらやってきたという、それは私としても結構頑張ってやったなというところはあります。ただ、じゃあ、75歳になるまで何もしないかということではなくて、やはりいろんな議会からも課題点のご指摘がまだまだあります。ICカード化もしましたけど、それも改善したんですけれども、それでもまだ課題があるとか、そういうご指摘は頂いてますので、しっかりとそもそも更なる改善なのか、生きいきクーポン自体を廃止するということも含めて考えていくという作業はさっきから言ったように、ずっとやっています。市長として決めなあかんということはありますけれども、議会の方でもさっき申し上げた、いろんなご意見があって、廃止しない方がいいというご意見もありますし、代替案としてもこういうのがあるんちゃうかと。我々廃止を出すだけでは、恐らくこの話、済まないので、先ほど来からありますように、廃止するのやったら、じゃあそれのお金で何すんのとか、高齢者だけにとどまらず子ども施策したらええんちゃうんかとか、恐らくお一人お一人全く代替案に関しては違うんじゃないかと思いますし、そんな中で我々の議案を出す以上は、皆様にご理解をいただいて、議会としてもお認めいただけるような代替案を出さなきゃいけないということですので、逆にこういうアイデアがあるんちゃうかということも教えていただきながら、議会でお認めいただけるような、そういう結論が出るように、やめるやめないというだけのことじゃないので、あとその通らない案を出しても仕方ありません。市民にご理解いただけない案を出すわけにもいきませんので、非常にこれは難しい話です。高齢者施策だけの話でもありませんし、どういうふうなお金の使い方をするかという、子育て世代も含めてどうするかという話ですから、恐らくその辺り是非いろいろと委員会の中でも、それぞれの議員皆様のご提案もあれば頂きながらしっかりとやっていきたいというふうには思っております。改善していくとか、廃止も含めた議論というものは検討というのはこれはやっていく必要があるだろうというふうに思っておりますけれども、今のところ幾つかそういう代替案というようなものは、種は蒔いているというふうに思っておりますけれども、先ほど来からありますように、やはり代替案どうするのというようなところの議論というのは当然議会で出てくるのは、これは当然のことだと思いますので、そこはしっかりと相当きちんと詰めないと、そう軽々に提案できるものではないと、これはご理解をいただかないとちょっと我々も動けないということはおっしゃったとおりです。 106 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 107 ◯梶井憲子委員 おっしゃるように、早く早くで中身のない議論って、議論をしっかりできないまんま進めるわけにもいきませんので、議論は大切だとは思うんですけども、だからといって何年間もだらだらと同じようなことが繰り返されて前進しないというのも困りますので、できるだけ早急にということをお願いしておきたいと思います。見直すなら見直すで覚悟を決めて、早く進められるように検討していただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 108 ◯片山誠也委員長 生きいきクーポンについて、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 109 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 110 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第73号の福祉健康部所管分議案第74号及び議案第76号に対する質疑を終結いたします。  以上で、本会議から審査を付託された厚生消防分科会議案質疑は全て終了しました。  次の委員会は13日、市民文教委員会終了後に再開いたします。  これにて散会いたします。              午後5時42分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....